今回はこのような疑問を持っている方に向けて、
- 壬氏の正体に関係する人物
- 壬氏の正体
- 壬氏の出生の秘密
- 壬氏が宦官として後宮にいる理由
を家系図付きでわかりやすく解説します!
※原作小説の内容も紹介しているため、ネタバレが気になる方はご注意ください。
【薬屋のひとりごと】壬氏の正体に関係する人物
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まずは、壬氏の正体に関係する人物を簡単にご紹介します。
先帝
『薬屋のひとりごと』第7巻
現帝と皇弟の父。
愚帝で昏君(ばかとの)、女帝の傀儡とも言われており、国の頂点に立てるような人間ではなかった。
後宮には妙齢の女性が多数いるにもかかわらず、幼い娘ばかりに手を出す幼女愛好家としても有名だった。
皇太后
『薬屋のひとりごと』第7巻
先帝の妃であり、現帝と皇弟の母。
10歳の頃、中級妃となった異母姉の侍女として後宮に入り、現帝を妊娠した。
少女の外見を通り過ぎた自分に会いに来なくなった先帝を恨んでいた。
現帝
『薬屋のひとりごと』第7巻
茘(リー)国の現在の皇帝。
先帝と皇太后の息子で、皇弟の兄。
作中では「主上」と呼ばれることが多い。
東宮(皇太子)の時代に阿多を妃として迎えている。
壬氏
『薬屋のひとりごと』第7巻
後宮を管理・監督する宦官(かんがん)。
男女関係なく人を魅了する美形で、女性の姿であれば国を傾けるほどの破壊力があると言われている。
美しい外見の割に性格は粘着質で、お気に入りの猫猫には全く相手にされていない。
後宮:皇帝の妃たちが住む場所のこと
宦官:去勢された男性のこと
阿多妃
『薬屋のひとりごと』第4巻
後宮の柘榴宮に住んでいる上級妃の1人。
皇帝が東宮(皇太子)の時代からの妃で、4人いる上級妃の中で最年長。
出産の際に子宮を失い、産まれた子を亡くした過去を持つ。
現在は後宮を離れ、離宮で暮らしている。
【薬屋のひとりごと】壬氏の正体
薬屋のひとりごとお年賀、単体で描くことが少ない壬氏さんチャレンジ🐉 pic.twitter.com/Xh6mNpcl0V
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壬氏の正体は、現帝の弟(皇弟)で、本当の名前は華瑞月(かずいげつ)です。
表向きは24歳と言っていますが、実際は年齢も偽っており、初登場時の年齢は18歳です。
19歳の時点で、壬氏として生きるようになってから6年になると話しているため、壬氏は13歳の頃から身分を偽って生きていることがわかります。
園遊会のエピソードでは、皇弟は病弱で表に出られないため、誰も姿を見たことがないと語られていました。
ここまでの壬氏の状況を整理すると、以下のような家系図になります。
ただし、ここで注意したいポイントがあります。
それは、壬氏には一部の人間しか知らない出生の秘密があるという点です。
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壬氏は、現帝と阿多妃の息子
壬氏の正体は皇弟だと前述しましたが、実際は現帝と阿多妃の息子です。
壬氏は現帝を「兄」だと思っていますが、本当は「父」ということになります。
状況を整理した家系図は以下のとおりです。
ではなぜ、壬氏は現帝の息子にもかかわらず、現帝の弟として生きているのでしょうか?
壬氏が現帝の弟として生きている理由を知るためには、阿多妃に注目する必要があります。
阿多妃の出産
『薬屋のひとりごと』第4巻
壬氏が現帝の息子ではなく弟として生きているのは、阿多妃が自分の子(壬氏)と皇太后の子(皇弟)を入れ替えたからです。
阿多妃は、現帝が東宮の時代に壬氏を授かりました。
東宮とは、皇太子(皇帝の息子)のことです。
しかし、同じ時期に皇太后も子を授かり、後宮に腕の良い医官が1人しかいない状況で、皇太后と阿多妃の出産が重なってしまいます。
不運な状況の中、皇太后の出産が優先されたことで阿多妃は子宮を失い、子を産めない体になってしまいます。
出産の際、自分の子よりも皇太后の子が優先されることを実感した阿多妃は、自分の子を守るため、壬氏と皇弟を入れ替えたのです。
状況を整理した家系図は以下のとおりです。
皇弟はどうなったのか
阿多妃によって入れ替えられた皇弟は、既に死亡しています。
産後の回復が悪かった阿多妃に代わり、壬氏と入れ替えられた皇弟の世話は侍女の風明が行っていました。
赤子にとって蜂蜜は毒であることを知らなかった風明は、滋養に良いとされる蜂蜜を皇弟に与えてしまい、皇弟を死なせてしまいます。
蜂蜜のエピソードは、漫画(スクエニ版)の第4巻に収録されています。
皇太后は子の入れ替えを知っているのか
『薬屋のひとりごと』第7巻
阿多妃が壬氏と皇弟を入れ替えたことは、皇太后も知っています。
だから、赤子を取り換えたまま、阿多が宮に戻っても何も言わなかった。
『薬屋のひとりごと』
小説第5巻495ページ
小説『薬屋のひとりごと』の第5巻では、阿多妃がどのような方法で子を入れ替えたのかが明かされています。
現帝と阿多妃の切ない過去も描かれているため、ぜひ小説もチェックしてみてくださいね!
【薬屋のひとりごと】壬氏が宦官として後宮にいる理由
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妃の忠誠心を見極めるため
壬氏は、後宮にいる妃の忠誠心を見極める役割を担っています。
後宮にいながら自分に色目を使う妃は、現帝への忠誠心が無いと判断できるため、壬氏は自らを試金石としているのです。
帝の妃にふさわしい人を選出するため
壬氏は、現帝の妃にふさわしい人を選出する役割も担っています。
家柄の良さや貞操観念の高さだけでなく、教養を持ち合わせた妃を選ぶため、壬氏は宦官として後宮を管理・監視しています。
ちなみに、玉葉妃と梨花妃を現帝に薦めたのも壬氏です。
自分を不義の子だと思っていたため
壬氏は以下の理由により、幼い頃から「自分は不義の子ではないか」と思い悩んでいました。
- 自分の容姿が先帝・皇太后・現帝の誰にも似ていないから
- 出産当時の皇太后の年齢は三十路前で、幼女愛好家だった先帝との間に子を作れると思えなかったから
東宮という自分の地位に自信を持てなかった壬氏は、現帝に頼み込み、後宮の宦官として生きることを決めたのです。
小説4巻では、壬氏が自分の容姿と若い頃の先帝の容姿が似ていることを知ります。
ようやく自分の地位に自信をもてた壬氏が、身分を明かして拉致された猫猫を助けに行く姿は必見です!
まとめ
今回は『薬屋のひとりごと』に登場する壬氏の正体について解説しました。
- 壬氏の正体は、現帝の弟(皇弟)
- 壬氏の出生には秘密があり、実は現帝と阿多妃の息子
- 出生時、阿多妃によって壬氏と皇弟は入れ替えられた
- 蜂蜜を食べたことが原因で、皇弟は既に死亡している
壬氏の正体は少しややこしいですが、しっかり把握して『薬屋のひとりごと』をもっと楽しんでみてくださいね〜!
壬氏の猫猫への嫉妬&執着を
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★見どころを一部ご紹介★
- 壬氏、猫猫の首を噛む(小説4巻)
- 壬氏、猫猫の首を絞める(小説5巻)
- 猫猫、壬氏にキスをする(小説5〜6巻)
- 壬氏、猫猫にプロポーズ(小説7巻)
おま、いや、猫猫!
『薬屋のひとりごと(小説版)』
よく聞いておけ!俺は…
第7巻377ページ
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