【葬送のフリーレン】生粋の酒好き！ハイターの強さや心に沁みる名言を徹底紹介！

勇者一行のメンバー・僧侶ハイターってどんな人？

僧侶ってどれくらい強いの？

今回はこのような疑問を持っている方に向けて、

・性格
・フェルンとの関係
・強さ
・好きな食べ物
・名言

など、ハイターの魅力をたっぷりご紹介します！

ハイターについて詳しく知りたい人は必見ですよ〜！

※第114話までの内容が登場しますので、ネタバレが気になる方はご注意ください

ハイターってどんな人？
ハイターとフェルンの関係
ハイターの強さ
- 天性の才
- 魔力量
ハイターの大好物
ハイターの名言
まとめ

ハイターってどんな人？

【人物紹介】

●ハイター●
魔王を倒した勇者一行の僧侶。酒大好き。笑って誤魔化す。すでに死亡。フェルンの育ての親。 pic.twitter.com/nBqUj4wBuF
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 23, 2022

勇者一行の僧侶

ハイターは魔王を倒した勇者パーティーの僧侶で、いつも朗らかに笑っている陽気な性格です。

お酒を飲み過ぎて二日酔いになるのは日常茶飯事。

おまけに好き嫌いも多く、よく嘘もつき、寝坊するフリーレンに舌打ちをすることも。

そのためフリーレンからは生臭坊主と呼ばれ、ヒンメルからは酒ばっかり飲んでいる偽物の僧侶と言われています（笑）

ハイターはドイツ語で「陽気」って意味。ピッタリの名前だね（笑）

ヒンメルが勇者になったきっかけ

ハイターはヒンメルが勇者になるきっかけを作った人物です。

2人は同じ村で育った幼馴染。

ハイターは偽物の勇者の剣を持っていたヒンメルに向かって「偽物の剣しか持っていないから、偽物の勇者にしかなれない」と煽ったことで、ヒンメルは本物の勇者になることを決意しました。

ヒンメルを煽ってる時のハイターの顔が好き（笑）

大人の振りを続けた大人

ハイターって変わったよね。
大人っぽくなった。

年を取ると自然とこうなるんですよ。
…と言いたいところですが、本当は私の心は子供の頃からほとんど変わっていません。

理想の大人を目指して大人の振りをして、それを積み重ねてきただけです。
きっと私は死ぬまで大人の振りを続けるでしょう。
『葬送のフリーレン』第4巻39ページ

ハイターは幼いフェルンの心の支えになるため、理想の大人を目指し、最期まで大人の振りを続けた人でした。

普段は陽気な酒飲みですが、子供の頃から変わらない自分の心を認め、人の気持ちに寄り添い理想の大人であり続けたハイターは、やはり本物の僧侶と言えますね。

ハイターとフェルンの関係

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— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 30, 2023

ハイターは戦災孤児だったフェルンの育ての親です。

ハイターはフェルンが幼い頃から魔法や魔力制限を教えていたため、フリーレンに魔法を教わる前から、フェルンは相当な技術を身につけていました。

ハイターはフェルンを育てると決めた時から、自分の死後はフリーレンにフェルンを託そうと決めていたのかもしれません。

ハイターの

私はあの子にこれ以上誰かを失う経験をさせたくない。
フェルンは努力家です。
たくさん褒めて導いてあげないと。

という言葉から、最期までフェルンを気にかけ大切に想っていたことが伝わってきます。

ハイターの強さ

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— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 25, 2023

天性の才

ハイターのような僧侶が使用する「女神様の魔法」には、使用するための条件があります。

女神様の魔法の使用条件

聖典の所持者しか使うことができない
生まれながらの”資質”がないと扱うのは難しい

女神様の魔法は魔族の魔法と同じで原理がわかっていません。

そのため聖典を所持した上で”天性の才”を持つ者だけが、女神様の魔法を使いこなすことができます。

ハイターは『勇者ヒンメルの冒険譚』にて、幼い頃から「女神の三槍」という攻撃魔法を使用していることから、生まれつき僧侶としての才能を持ち合わせていたことが分かります。

ちなみに”資質”には呪いを効きにくくする効果（女神様の加護）があるため、僧侶は他の人より呪いに耐性があります。

勇者ヒンメルの冒険譚…葬送のフリーレンのスピンオフ作品
女神の三槍…僧侶ザインが混沌花亜種と戦った際に使用した魔法

魔力量

次に、ハイターが初対面でフリーレンに「魔力は私の5分の1くらい」と言っていた点に注目してみましょう。

フリーレンは師匠フランメからの教えにより、体外に放出する魔力を10分の1以下に抑えています。

フリーレンは1000年以上生きているので、約100年分の魔力を体外に放出しているということですね。

断頭台のアウラからも「鍛錬を積んだのは100年程度」と言われていたね

このことからハイターは、魔力制限をしているフリーレンの5倍の魔力、つまり約500年鍛えたレベルの魔力を持っている考えられます。

ハイター、飲んだくれ僧侶かと思いきや、実はとんでもない強さの僧侶なんですね（笑）

七崩賢・不死なるベーゼの結界に閉じ込められた際「無補給・無酸素状態でも2ヶ月生存できる魔法」を使用していましたが、ハイターの魔力量ならチート級の魔法が使えるのも納得です。

ハイターの大好物

ハイターの大好物は「酒」です。

魔王を倒す旅でも酒を欠かさず、行く先々で現地の人と乾杯。

最上の名酒「皇帝酒」を探し求めるドワーフが登場したエピソードでは（第8巻）、一緒に酒を探したくて泣くハイターを、ヒンメルが引きずって連れ帰る様子が描かれています（笑）

フェルンには「酒は百薬の長」って教育してたみたい（笑）

⬇︎二日酔いで顔色が悪過ぎて「アンデッド」と呼ばれるハイター

アンデッド#フリーレン pic.twitter.com/SgBfj4Eh2l
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 6, 2023

ちなみにハイターは好き嫌いが多く、お爺ちゃんになっても嫌いな食べ物をフリーレンのお皿に投げ入れています（笑）

【コマ紹介】

2話15P#フリーレン pic.twitter.com/3FBRJKCSb2
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 5, 2023

ハイターの名言

死ぬのは勿体ない

私がこのまま死んだら、彼から学んだ勇気や意志や友情や、大切な思い出までこの世から無くなってしまうのではないかと。

あなたの中にも大切な思い出があるとすれば、死ぬのは勿体ないと思います。
『葬送のフリーレン』第1巻64〜65ページ

両親を亡くし、自殺をしようとしていたフェルンを救った言葉です。

ハイターの中にヒンメル達との大切な思い出があったからこそ、フェルンを救うことができたんですね。

”生きなければいけない”と言うのではなく、”死ぬのは勿体ない”と言うところがハイターらしくて良いですよね。

人間どうしても生きる意味や理由を探したくなるものですが、死ぬのは勿体ないから生きるか〜と考えると気持ちが楽になります（笑）

ハイターの言葉って理想と現実のバランスが取れているから、説教臭さを感じないのが良いよね

褒めてくれる人はいますか？

フリーレン。
あなたには褒めてくれる人はいますか？

あなたは女神様を信じていないようなので。
身の上を話して頂ければ代わりに私が褒めますよ。

だらだらと生きてきただけだよ。
褒められるようなことなんて何もない。

常に魔力を制限しているのに？
それは血の滲むような努力の賜物に見えますが。
それこそ人生を懸けたような。
『葬送のフリーレン』第3巻135〜136ページ

ハイターは、

フリーレンが血の滲むような努力で魔力制限の技術を身に付けたこと

をフリーレンと共に過ごす中で見抜きました。

「だらだらと生きてきただけ」と話すフリーレンにとって、人生を懸けて魔力制限を習得したことをハイターに気付かれ、褒めてもらえたことは、何より嬉しかったはずです。

そしてハイターに褒めてもらったことにより、

誰かに褒められること
＝自分の生き方を肯定されること

だとフリーレンは気づくことができたのではいでしょうか。

フリーレンがお爺ちゃんになったハイターを褒めた（第4巻）のは、ハイターに褒めてもらって嬉しかった記憶があったからなんですね。

ヒンメルだけじゃなくハイターも、フリーレンの生き方や考え方を大きく変えていたんだね