
今回はこのような疑問を持っている方に向けて、
- ヒカルの正体
- 光の死因
- 光とヒカルの違い
- 光たち忌堂家の犯した罪と儀式
- 忌堂の名に隠された意味
をわかりやすく解説します!
※光が死んだ夏(第6巻)までの内容が含まれますので、ネタバレが気になる方はご注意ください。
【光が死んだ夏】ヒカルの正体とは?落とし子とは何者か
今週の更新はお休みですが、来週はありますのでよろしくお願いします! pic.twitter.com/6cHMLBC5xc
— モクモクれん (@mokmok_len) April 25, 2023
ヒカルの正体は“落とし子(不滅で人外の存在)”だった
第6巻で、ヒカルの正体は「落とし子」であると判明しました。
落とし子とは「あの世からやってきて現実をねじ曲げる、人の理から外れた不滅で不可知な存在」だと田中が話しています(第6巻)。
知らぬ間にあの世からこの世に落ちてきて
『光が死んだ夏』第6巻15〜16ページ
人の願いを叶えるモノだ
天文学的な出現率ではありますが、ヒカル以外にも落とし子は存在し、最初に見つかったのは14世紀頃でした。
よしきがラファネッリの画集で見た「地獄のスケッチ」は、最初に発見された落とし子の絵です。
ノウヌキ様はヒカルと別物の“架空の神様”だった
ノウヌキ様は、クビタチの村人たちが創り出した「架空の神様」なので、この世に存在しません。
1749年、当時の忌堂家の若当主が落とし子をノウヌキ様だと勘違いしたところから、ヒカル=ノウヌキ様の誤認識が始まりました。
よしきもヒカルの正体をノウヌキ様だと推測していましたが、ヒカルの正体は落とし子であり、神様ではありません。
» ノウヌキ様の歴史と真相については、こちらの記事で解説しています。
田中が落とし子を消したいのは“会社に悪用させないため”
田中が落とし子(ヒカル)を消滅させたい理由は、落とし子を会社に利用させないためです。
田中は、人間が落とし子を利用しても願いは上手く叶わず、逆に悲劇を招くと考えています。
だけどね
『光が死んだ夏』第6巻15〜16ページ
そんな都合の良いモンじゃない
ほとんどが上手く叶わない
人知を超えたモノを利用することは
悲劇を招く
会社に悪用される前に落とし子を自滅させることが、田中がクビタチに来た最大の目的です。
» ヒカルを狙う田中の目的については、こちらで詳しく解説しています。
【光が死んだ夏】光はなぜ死んだ?死因と成り代わりの理由
懐かれてる絵 pic.twitter.com/ja1fBwO6eZ
— モクモクれん (@mokmok_len) September 30, 2021
光の死因は儀式中に“山で足を滑らせた事故”
光の死因は、山での転落死です。
忌堂家の儀式を行うために山に入った光は、女体のような木に気を取られ、足を滑らせて死亡しました。
まさかのシンプルにアホな死因です(笑)
女体みたいな木に気ぃ取られて
『光が死んだ夏』第2巻110ページ
足すべらせるって
おれの死に方…
シンプルにアホや
ヒカルは光の願いを叶えるため成り代わった
ヒカル(落とし子)が光に成り代わったのは、死ぬ間際に光が「よしきを一人にしたくない」と願ったからです。
人の願いを叶える存在である落とし子は、光の強い願いに応える形で光の中に入り、体を修復してよしきの元に帰ってきました。
ヒカルは瀕死の光に出会うまで、山の中を彷徨い続けていたとよしきに話しています。
【光が死んだ夏】光とヒカルは何が違うのか?
しばらく更新がなくてごめんなさい!
— モクモクれん (@mokmok_len) August 2, 2022
これは代わりの絵です。
光とヒカルの外見はほぼ変わりませんが、唯一瞳孔の色だけ違います。 pic.twitter.com/8RpPYGy9lN
忌堂光(いんどう ひかる)
『光が死んだ夏』第2巻93ページ
光は希望ヶ山高校に通う高校生で、よしきの幼馴染です。
誕生日は3月20日、身長は165センチ。
運動が得意で勉強が苦手、いつも明るく社交的な性格で、漫画の主人公のような人物でした。
1月の終わり頃、忌堂の儀式を行うために禁足地の山(丹砂山)に入り、足を滑らせて死亡。
死ぬ直前「誰も悲しませたくない」「よしきを一人にしたくない」と強く願いました。
光の瞳孔の色は黒色です。
ヒカル(落とし子)
『光が死んだ夏』第1巻表紙
ヒカルは、死亡した光の身体に入り、よしきの前に現れた落とし子です。
光に成り代わった落とし子は、作中では「光」ではなく「ヒカル」と表記されています。
ヒカルは光の姿を完璧に模倣していますが、好きな物や嫌いな物などの内面は模倣していません。
ヒカルは、光の身体に入る前は感情すらなかったと話しており、自分の「居場所」になってくれたよしきを大切に思っています。
不器用ながらもよしきを守りたいと考えていますが「魂を取り込みたい本能的な衝動」を抑えきれない姿も見られます。
ヒカルの瞳孔の色は赤色です。
» 光が死んだ夏の登場人物・キャラ一覧は、こちらの記事で解説しています。
【光が死んだ夏】忌堂家の犯した罪と儀式
— モクモクれん (@mokmok_len) October 6, 2021
忌堂家の罪は“妻の蘇生”と引き換えに村人を犠牲にしたこと
忌堂家の犯した罪は、家族以外の村人を犠牲にして妻を生き返らせた行為のことです。
1749年、当時の忌堂家の若当主の妻(忌堂ヒチ)が疫病で倒れ、お首さまになりました。
ノウヌキ様にヒチの首を捧げるため、若当主が山に入った際、落とし子が出現。
落とし子をノウヌキ様だと思い込んだ若当主は「忌堂家の首以外ならどれでも持っていっていいから、妻を生き返らせてほしい」と願ってしまいます。
その結果、若当主の願いが叶った代わりに、クビタチに住む人の3分の1が怪死する事件が発生。
首吊り
『光が死んだ夏』第5巻118ページ
家族の首を斬って自殺
馬に頭を踏ませるとか
ふり返ったら首が無いとかもあったって
もちろん忌堂家は死者ゼロ
生き返ったヒチも「生首」だったため、その日の夜に死亡してしまいます。
村人が怪死する姿を見て「ノウヌキ様は祟り神になった」と考えた人々は、神を鎮めるため、忌堂家に儀式をする決まりを課したのです。
- クビタチ村の大量死の真相は、飢饉ではなく怪死だった
- 大量死が起こったのは、ノウヌキ様が祟り神になったからではなく、落とし子が若当主の願いを叶えたから
- 光が山に行ったのは、忌堂家に課せられた儀式を行うため
忌堂家の儀式はノウヌキ様を鎮めるためだが意味はなかった
忌堂家の男性は約5年おきに山に行き、以下の儀式を行なっています。
儀式の内容
- 村人を犠牲にして忌堂ヒチを生き返らせた罪を謝る
- 呪物化した忌堂ヒチの頭をノウヌキ様に御返しする
- ノウヌキ様に山から出てこないよう頼む
ノウヌキ様を鎮めるために始まった儀式ですが、ノウヌキ様はクビタチの村人が作り上げた架空の神様のため、儀式を行なっても何の効果もありません。
光の父親だけは、ノウヌキ様が存在しない事実に気づき、クビタチの上役と揉めていました。
晃平は死ぬ前
儀式を自分で終わりにしたいと
上役と揉めとったウヌキ様は皆の思うようなモンやない
『光が死んだ夏』第5巻122ページ
儀式は無意味やと
ちなみに、ノウヌキ様に御返ししたヒチの頭が忌堂家に帰ってくるのは、ヒチが忌堂家を守ろうとしているからだと考えられます。
これが忌堂ヒチさん?
持ち主を守る非常に強力な魔除けです
『光が死んだ夏』第6巻60ページ
子孫を案じて呪物化する程
家族思いの人だったんでしょう
【光が死んだ夏】「忌堂」の名に隠された意味
忌堂家は“供養の堂”を代々管理してきた一族
今週の見開きです
— モクモクれん (@mokmok_len) October 29, 2024
縦読みで途切れて勿体無いので pic.twitter.com/uIdEeh6hZQ
クビタチの村人たちは、豊作や疫病退散を願うため、ノウヌキ様に捧げられた首を「堂」で供養していました。
そして、首を供養する「堂」を代々管理していたのが、光たち忌堂家です。
じゃあこの首はみんな死んだ人?
せやに
『光が死んだ夏』第5巻85ページ
代々「堂」を管理する家やから「忌堂」なんやで
「忌堂」の名には“クビタチの業”を背負う意味が込められている
「忌」の字には「いまわしい」と「喪に服す」の意味がありますが、忌堂の名前には両方の意味が込められていると考えられます。
死を管理し、忌まわしい歴史と共に生きながら、生け贄となった人々の冥福を祈り続ける…。
忌堂の名前には、人を殺してノウヌキ様に首を捧げてきたクビタチの業(ごう)が隠されているのです。
【光が死んだ夏】ヒカルの正体に関するよくある質問
— モクモクれん (@mokmok_len) September 8, 2023
ヒカルはノウヌキ様ではない?
ヒカルはノウヌキ様ではありません。
よしきは当初ヒカルの正体をノウヌキ様だと考えていましたが、実際には「落とし子」という不滅で人外の存在であることが第6巻で明らかになりました。
落とし子は他にも存在する?
落とし子は「天文学的な確率」でしか現れませんが、ヒカル以外にも存在が確認されており、最初に発見されたのは14世紀ごろです。
光とヒカルの違いは何?
光はよしきの幼馴染で人間ですが、ヒカルは光に成り代わった「落とし子」です。
光とヒカルは外見は同じですが、内面や瞳孔の色が異なります。
落とし子に願いを叶えてもらうとどうなる?
落とし子は人間の願いを叶える力を持ちますが、思い通りに叶うことはほとんどなく、クビタチ村では大量死を引き起こす原因になりました。
【光が死んだ夏】まとめ
今回は『光が死んだ夏』に登場するヒカルの正体などを解説しました。
- ヒカルの正体は「落とし子」
- 落とし子とは、人の願いを叶える人知を超えたモノ
- 光の死因は、山での転落死
- 忌堂家は、首を「堂」で管理する一族
第6巻からは「穴閉じ編」が始まり、ますます目が離せないドキドキの展開を迎えています。
ヒカルとよしきが辿り着く結末を、一緒に見届けましょう!
★巻末には描き下ろし短編が収録★
- ヒカルとよしきと前髪クリップ(第1巻)
- ヒカルと好きの種類(第2巻)
- みんなでヘアアレンジ(第3巻)
- 男子高校生と絶対転ぶ廊下(第4巻)
- よしきとヒカルの立場が逆だったら…
(第4巻の電子限定特典) - ヒカルとよしきと童話(第5巻)
- 光と巻の出会い(第6巻)
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