今回はこのような疑問を持っている方に向けて、
について詳しくご紹介します。
『葬送のフリーレン』を読み進める上で、七崩賢は欠かせない存在です。
よりストーリーを楽しむために、是非ご覧ください!
※単行本11巻までの内容が登場しますのでご注意ください※
葬送のフリーレンに登場する七崩賢とは?
七崩賢とは、魔王直下の7人の大魔族のことです。
それぞれの七崩賢は、人の身では決して辿り着くことができない魔法の高みに到達しており、桁違いに強い魔法を使用します。
七崩賢①断頭台のアウラ
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) March 5, 2023
●断頭台のアウラ●
元魔王直下の大魔族。七崩賢の1人。グラナト伯爵領を狙い、人間たちと争う。#人気投票第10位 pic.twitter.com/6mlcpCNRus
登場巻 | 第2巻〜第3巻 |
ヒンメルはもういないじゃない。
そうか。よかった。
『葬送のフリーレン』第3巻22ページ
やっぱりお前達魔族は化け物だ。
容赦なく殺せる。
使用魔法
七崩賢・断頭台のアウラは『服従させる魔法(アゼリューゼ)』を使用します。
『服従させる魔法』は、自身の魂と対象の魂を天秤に乗せて、魔力の大きさを秤にかけるところから始まります。
そしてより魔力が大きかった者が相手を服従させることができ、服従させられた者は、体が朽ちて無くなるまで永遠に操り人形となってしまうのです。
最強に思える『服従させる魔法』にも、意思の強い者は一時的に抵抗することができるという弱点がありました。
アウラはこの弱点を克服するため、操った者の首を落とすことで「意思」を消しています。
魔力に縛られた七崩賢
人の世界は、地位の高さや財産の多さで偉い人が決まりますが、魔族の世界はもっとシンプルで、強い者ほど偉くなります。
魔族にとって魔力=尊厳そのものなので、力の強い魔族ほど必死に魔力を誇示するわけです。
人が地位や財産に縛られるように、魔族は魔力に縛られる。
魔力の大きい者が勝利する魔法を使う断頭台のアウラは、まさに魔力に縛られた七崩賢でした。
- 自身が500年以上を生きた大魔族であるという誇り
- その生涯のほとんどを鍛錬に費やしたという自信
あまりにも魔族らしい油断と驕りから、皮肉な結末を迎えることになる七崩賢・断頭台のアウラ。
是非コミックでアウラの最期をご覧ください!
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なぜ勇者一行から逃げたのか?
断頭台のアウラは、かつて勇者一行と戦った際、配下のほとんどを失い消息不明となっていました。
魔力の大きい者が勝利する魔法を使うアウラなら、ヒンメル・アイゼン・ハイターには勝てるはずですが、なぜ勇者一行から逃げ出したのでしょうか?
実は第3巻91ページの小さいコマで、アウラが逃げ出した理由が分かります。
アウラが魔法を使用するより早く、ヒンメルがアウラの腕に斬りかかり、服従の天秤をたたき落としていますね。
この経験から、アウラはヒンメルが死んだ後を狙って力を取り戻したと考えられます。
七崩賢②黄金郷のマハト
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) March 11, 2023
●マハト●
七崩賢・黄金郷のマハト。デンケンの故郷を黄金に変えた。#人気投票第4位 pic.twitter.com/VDamUb6fY8
登場巻 | 第9巻〜第11巻 |
“悪意“とはなんだ?
“罪悪感“とはなんだ?魔族(われわれ)には、人類にあって当たり前のなんらかの感情が欠落している。
それはなんだ?俺は生まれて初めて人類に興味を持った。
もっと知りたいと願った。相手を理解したい。
この感情も知っている。
これは好意だ。俺は人類のことが好きになった。
『葬送のフリーレン』第9巻189〜190ページ
使用魔法
万物を黄金に変える魔法
七崩賢・黄金郷のマハトは『万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)』を使用します。
『万物を黄金に変える魔法』はあらゆるものを黄金に変える最強の『呪い』で、女神様の魔法でも解除することができません。
また、魔法なのに魔法として認識できないため、防御魔法でも防げず回避すらできません。
このことから黄金郷のマハトは、最強の七崩賢と言われています。
黄金郷のマハトは、フリーレンが人生で負けたことのある11人の魔法使いの内の1人です。
実はマハトとフリーレンは600年前に戦ったことがあり、フリーレンは右腕を黄金に変えられて敗北しています。
人類の魔法
マハトは人類について研究をしているソリテールという大魔族から、人類の魔法を学んでいました。
そのため、一般攻撃魔法や防御魔法などの人類の魔法も使用することができます。
ちなみに、人を殺す魔法(一般攻撃魔法)を開発した腐敗の賢老クヴァールは、マハトの古くからの友人だったようです。
人類との共存を望んだ七崩賢
七崩賢・黄金郷のマハトは元々争いを好まない性格で、他の魔族たちとは違い「人類との共存」を心から望んでいました。
- 人類と共存するためには、魔族に欠落している”悪意”や”罪悪感”という感情を知る必要がある。
- 人類に親しい存在を作った上でその者を殺せば、”罪悪感”という感情を理解できるかもしれない。
このように考えたマハトは、城塞都市ヴァイゼの領主・グリュックに仕え、関係を築き、その上でヴァイゼ一帯と人々を黄金に変えました。
長年仕えた主・グリュックを黄金に変えたマハトは、”罪悪感”を理解できたのか?
どれだけ分かり合おうとしても、人類と魔族が共存することは不可能なのか?
ぜひ第9巻から始まる黄金郷編を読んで、七崩賢・黄金郷のマハトが迎える結末を見届けてみてくださいね!
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七崩賢③奇跡のグラオザーム
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 5, 2023
●奇跡のグラオザーム●
七崩賢の1人。マハトと相性最悪。#人気投票第70位 pic.twitter.com/K32C1FoXl5
登場巻 | 第10巻 |
現実と見紛う程の美しい幻影の中で、貴方達は安らかに眠るのです。
『葬送のフリーレン』第117話20ページ
使用魔法
七崩賢・奇跡のグラオザームは『楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)』を使用します。
グラオザームの魔法は決して叶わないと諦めた夢さえも実現することができ、対象者を果ての無い深い幻影の中へ閉じ込めることができます。
タイムスリップ編ではフリーレンと結婚式を挙げる幻影をヒンメルに見せました。
また、グラオザームの魔法が判明したことで、七崩賢最強の黄金強のマハトが「俺との相性は最悪だ」と言っていた理由がなんとなく分かりました。
素顔不明の七崩賢
第7巻にてフリーレンが「倒した七崩賢は2人」と話していたため、勇者一行はグラオザームとベーゼ(次で紹介します)を倒したと思っていましたが…。
第117話にてグラオザームが
- 大魔族を欺くほどの強大な精神魔法を使える
- 顔も姿も変え、人類の目をかい潜りながら生き残れる
- 仲間の魔族にさえも素顔を明かしていない
ことが判明しました。
このことにより、グラオザームは勇者一行によって本当に討ち取られたのかが怪しくなってきましたね。
七崩賢④不死なるベーゼ
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 3, 2023
●不死なるベーゼ●
七崩賢の1人。その結界魔法は人類では破れない。#人気投票第71位 pic.twitter.com/zQDi05CeCi
登場巻 | 第10巻、第11巻 |
不死なるベーゼ。
『葬送のフリーレン』第11巻94〜95ページ
お前にとっての最大の誤算は人間を甘く見たことだ。
人間を舐めるな。
使用魔法
七崩賢・不死なるベーゼは『人類では決して破ることのできない結界魔法』を使用します。
かつて勇者一行がベーゼの結界に閉じ込められた際、脱出不可能だと悟ったフリーレンは、結界を打ち破ることを諦めていました。
ですが諦めの悪い化け物たちのおかげで、フリーレンは結界を解除。
七崩賢・不死なるベーゼは、勇者一行の手によって討たれます。
勇者パーティーは化け物しかいない
・ヒンメル
不可能はないと断言。剣だけで結界を傷つける。
・アイゼン
ダイヤモンド握り潰せるし、結界もヒビくらいは入るかも…と言い始める。
・ハイター
とりあえず無補給・無酸素状態でも2ヶ月生存できる魔法かけといたよ。
七崩賢⑤〜⑦
- 断頭台のアウラ
- 黄金郷のマハト
- 全知のシュラハト
- 不死なるベーゼ
上記以外の七崩賢3人については、2023年10月現在、名前も使用する魔法も明かされていません。
ですがシルエットだけは第7巻103ページに登場しており、3人とも南の勇者に討たれたことだけ判明しています。
南の勇者vs全七崩賢
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) June 30, 2022
●南の勇者●
人類最強の勇者と言われていた。七崩賢3人を討つ。魔王の腹心・全知のシュラハトと相打ちになったとされている。 pic.twitter.com/HrdLZWSlYJ
実は勇者一行が魔王を倒す前、
南の勇者vs全七崩賢+全知のシュラハト
という壮絶な戦いが起こっていました。
・全知のシュラハト
魔王の腹心であり、1000年後の未来まで見通す魔法を使用します。
・南の勇者
シュラハトと同様に未来を見る力を持っていた人類最強の勇者。
南の勇者の勢いはすさまじく、たった1年で魔王軍の前線部隊を壊滅させ、当時の魔王軍の補給経路の心臓部に辿り着きました。
そんな中、予知した未来の世界で幾度も南の勇者と戦ってきたシュラハトは、
南の勇者を討たなければ魔族が滅亡する
➡︎例え相討ちになっても倒すしかない
という結論に辿り着きます。
この結論からシュラハトは全七崩賢を集結させて南の勇者と戦い、実際に相討ちになったと語り継がれています。
南の勇者戦や全知のシュラハトの言動はまだまだ謎が多いので、その点については後日別の記事でまとめようと思います!
まとめ
今回は『葬送のフリーレン』に登場する七崩賢についてご紹介しました。
こうして見ると、同じ七崩賢でも使用する魔法や考え方が全く違うことが分かりますね。
個人的に七崩賢・黄金郷のマハトが登場する「黄金郷編」は、フリーレン史上1番盛り上がったエピソードだと思っています(笑)
まだ読んだことがない方は葬送のフリーレン第9巻を、ぜひチェックしてみてくださいね〜!
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#フリーレン pic.twitter.com/cpvv056c4J
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) December 1, 2023
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