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【光が死んだ夏】光の正体とノウヌキ様の真相を徹底解説!(最新版)

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光の正体って結局なんなの…?

ノウヌキ様ってなに…?

今回はこのような疑問を持っている方に向けて、

  • 光の正体
  • ノウヌキ様」信仰とクビタチ村の業
  • 光たち忌堂家の犯した罪
  • 光とノウヌキ様に関する疑問と回答

をわかりやすく解説します!

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光が死んだ夏(第6巻)までの内容が含まれますので、ネタバレが気になる方はご注意ください。

【光が死んだ夏】光の正体と成り変わりの理由

光とヒカルの違い

光の正体を解説する前に、光とヒカルの違いを説明しておきます。

光とヒカルの違いを理解している方は、飛ばして大丈夫です!

忌堂光(いんどうひかる)

『光が死んだ夏』第2巻93ページ

光は、希望ヶ山町のクビタチ村に住む高校生で、よしきの幼馴染です。

運動が得意で勉強が苦手、いつも明るく社交的な性格で、漫画の主人公のような人物でした。

半年前、忌堂家の儀式を行うために禁足地の山に入り、足を滑らせて死亡しています。

ヒカル

『光が死んだ夏』第1巻表紙

死亡した光の身体に入り、よしきの前に現れたのがヒカルです。

光の姿を完璧に模倣しているものの光ではなく、好きな物も嫌いな物も光とは違います。

光の身体に入る前は感情すらなかったと話しており、自分の「居場所」になってくれたよしきを大切に思っています。

ヒカルの正体は落とし子

ヒカルの正体は「落とし子」です

ヒカルの正体は、光が死んだ夏(第6巻)で判明しました。

落とし子は「あの世からやってきて現実をねじ曲げる、人の理から外れた不滅で不可知な存在」だと説明されています。

知らぬ間にあの世からこの世に落ちてきて
人の願いを叶えるモノだ

だけどね
そんな都合の良いモンじゃない

ほとんどが上手く叶わない
人知を超えたモノを利用することは
悲劇を招く

『光が死んだ夏』第6巻15〜16ページ

ちなみに田中の目的は、人知を超えた存在であるヒカル(落とし子)を会社に利用させないことだと判明しています。

また、天文学的な出現率ではありますが、ヒカル以外にも落とし子は存在し、最初に見つかったのは14世紀頃でした。

  • ヒカル=ノウヌキ様ではない

  • よしきがラファネッリの画集で見た「地獄のスケッチ」は、最初に発見された落とし子の絵だった

ヒカルが光に成り代わった理由

ヒカル(落とし子)が光に成り代わった理由は、死に際の光の願いを叶えたからです。

忌堂家の儀式を行うために山に入った光は、足を滑らせて瀕死の状態になり、死ぬ直前に「誰も悲しまなければいいのに」「よしきを一人にしないでほしい」と願いました。

その際、ヒカル(落とし子)が光の願いを叶えたため、光に成り代わってよしきの元に帰ってきたのです。

忌堂家の儀式については後ほど詳しく解説します!

【光が死んだ夏】ノウヌキ様信仰とクビタチ村の業

ここからは「ノウヌキ様」に隠された真相を解説します。

まずは「ノウヌキ様」信仰のはじまりとなる「うぬきさん」信仰から説明します。

生活苦と「うぬきさん」信仰

大昔、クビタチ村では原因不明の疫病や不作、事故が多く、人々は苦しい生活を送っていました。

それでもクビタチ村が栄えていたのは、山で水銀を採取できたからです。

しかし、水銀の採掘量は年々減少。

生活が苦しくなった村人たちは、口減らしのために、水銀で堕胎薬(=うろぬき薬)を作ります。

そして、うろぬき薬を使って堕胎することを「山の神様である”うぬきさん”にお返しする」と隠語で表しはじめたのです。

うぬきさん信仰は、生活苦から生まれた民間信仰だったんだね

「ノウヌキ様」信仰の確立

よくある民間信仰だった「うぬきさん」信仰は、百姓の首が消える事件をきっかけに、人の首を捧げる「ノウヌキ様」信仰へと変わっていきます。

首を捧げ物にする過激な「ノウヌキ様」信仰へと変化したのは、捧げられた首が消える現象が起こっていたからです。

さらに、捧げた首以外の身体を遠くに埋めるのを楽にするため、クビタチ村は分村します。

クビタチ村は5つに分村

  • 首断(現在は首立)
  • 腕刈
  • 腕入(明治中期に達磨捨に合併)
  • 足取
  • 達磨捨(現在は希望ヶ山)

村人が首以外の身体をバラバラにして遠くに埋めた理由については、暮林さんが以下のように考察しています。

この地域の地形…
人の形に見えるって言っとったよね
形代みたいに…

罪や穢れを土地に肩代わりしてもらおう…
そんな狙いがあったんかもね

『光が死んだ夏』第6巻54〜55ページ

クビタチ村の「業」

豊作や疫病退散を願うため、罪のない人々を殺して首を捧げてきた行為が、クビタチ村の「業」です。

お首さまには、村の病人や老人が自らなることが多かったものの、無関係な人も沢山殺されていたと光の父は話しています。

また、ノウヌキ様に捧げた首はその場で消えてしまうため、村人は代わりの首を作り「堂」で供養していました。

光たち忌堂家は、 首を供養する「堂」を代々管理する一族だったのです。

ノウヌキ様は架空の神

そもそもノウヌキ様は、人が作り出した架空の神で、この世に存在しません

いくら首を捧げても村人たちの願いが叶っていなかったことが、ノウヌキ様が架空の神である証拠です。

まあ俺の先祖も運悪いわ
それまではいくら首を捧げたところで
特に何も起こらなかったらしいし

『光が死んだ夏』第5巻119ページ

願いが叶わなくてもノウヌキ様への信仰が薄れなかったのは、捧げた首が消える「神秘」が、神を信じる根拠になったからです。

【光が死んだ夏】光たち忌堂家の犯した罪と儀式

忌堂家の犯した罪とは、家族以外の村人を犠牲にして妻を生き返らせた行為のことです。

1749年、当時の忌堂家の若当主の妻(忌堂ヒチ)が疫病で倒れ、お首さまになりました。

若当主が山に入ってヒチの首を捧げた際、落とし子(ヒカル)が出現。

落とし子をノウヌキ様だと思い込んだ若当主は「忌堂家の首以外ならどれでも持っていっていいから、妻を生き返らせてほしい」と願います。

しかし、若当主の願いが叶った代わりに、クビタチ村の3分の1が怪死。

生き返ったヒチも「生首」だったため、その日の夜に死亡してしまいます。

怪死が原因で「ノウヌキ様は祟り神になった」と考えた村人たちは、神を鎮めるため、忌堂家の男に山で儀式をする決まりを課したのです。

  • クビタチ村の大量死の真相は、飢饉ではなく怪死だった

  • 大量死が起こったのは、ノウヌキ様が祟り神になったからではなく、落とし子(ヒカル)が若当主の願いを叶えたから

  • そもそもノウヌキ様は存在しない

  • 光が山に行ったのは、忌堂家が犯した罪を償う儀式を行うため

【光が死んだ夏】光とノウヌキ様に関する疑問と回答

怪死のあと村が安定したのはなぜ?

村人の怪死&忌堂ヒチの死亡後、不思議とクビタチ村は豊作になり、疫病も減少しました。

怪死が起きたあとにクビタチ村が安定したのは、出現したヒカル(落とし子)が山にケガレを集めていたからだと判明しています。

捧げた首が消えたのはなぜ?

ノウヌキ様に捧げられた首が消えたのは、クビタチ・アシドリ・ウデカリ・希望ヶ山に、目に見えない「穴」があるからです。

穴はあの世へとつながっており、ケガレをこの世へ寄越します。

光たちが住む土地に古くからケガレが多いのも、穴からケガレが出てきていたことが原因でした。

ヒカルはよしきが好きなのか?

ヒカルはよしきにたびたび「好き」だと言いますが、ヒカルのよしきに対する気持ちは、恋愛的な「好き」ではないと考えられます。

以下の言葉からもわかるように、ヒカルはよしきを「自分を受け入れて居場所をくれた親のような存在」だと思っているからです。

おれその時初めて
ここに居てええんやって思った

お前はおれの居場所になってくれたやろ
おれにとっては…それがすごく…重要で…

『光が死んだ夏』第3巻151ページ

ちなみに第4巻のおまけページでは、作者のモクモクれんさんが、ヒカルが口にする「好き」について言及しています。

気になる方は、光が死んだ夏(第4巻)をチェックしてみてくださいね!

【光が死んだ夏】光の正体とノウヌキ様の真相まとめ

今回は『光が死んだ夏』に登場する光の正体とノウヌキ様の真相について解説しました。

光の正体
  1. 光の正体は「落とし子」
  2. 落とし子とは「人の願いを叶える人知を超えたモノ」
  3. ノウヌキ様は人が作り出した「架空の神」

第6巻からは「穴閉じ編」が始まり、ますます目が離せないドキドキの展開を迎えています。

ヒカルとよしきが辿り着く結末を、一緒に見届けましょう!

★単行本には特典が盛り沢山★

  • おまけイラスト(全巻)

  • 質問コーナー(第3,5,6巻)

  • ヒカルとよしきと前髪クリップ(第1巻)

  • ヒカルと好きの種類(第2巻)

  • みんなでヘアアレンジ(第3巻)

  • 男子高校生と絶対転ぶ廊下(第4巻)

  • よしきとヒカルの立場が逆だったら…
    (第4巻の電子限定特典)

  • ヒカルとよしきと童話(第5巻)

  • 光と巻の出会い(第6巻)

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漫画好きのゴリラ
漫画とお酒が生きがいのゴリラです。漫画が大好きで、学生時代は本屋で約4年間働いていました!気軽に話しかけてくださいね〜!
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